『通俗漢楚軍談』    

【8】項伯、夜走って張良を救う

  
項羽は河北を平らげたのち、咸陽に入るべく急いだ。途中函谷関では、劉邦の命を受けた兵が関を守っている。これが項羽の疑惑を招いた。范増は夜に精兵を送って劉邦を捕らえる事を提案する。これを聞いた項伯(項羽の伯父)は、日の暮れるのを待って鴻門の陣を抜け、張良を助けるべく密かに知らせに行く。そして張良にあい、劉邦と和議について話し合うことになる。(3巻)